どんな料理?
コーヒー、ワイン、クリームで調理した鶏肉をご飯に載せて食べるサントメ・プリンシペの料理。
誕生したきっかけ
19世紀、サントメ・プリンシペにブラジルからコーヒーとカカオが導入されました。
これがきっかけで誕生した料理です。
サントメ・プリンシペ
ギニア湾にある島国で、コーヒーやカカオの栽培と輸出が主要産業です。
かつては無人島でしたが、15世紀にポルトガル人が発見、上陸し、ポルトガル領となりました。(1975年に独立)
同じくポルトガル領だったアンゴラやモザンビーク、ブラジルなどから程よい場所にあるため、奴隷貿易の基地として長く機能します。
同時にサトウキビ栽培も行われていたのですが、19世紀初期にポルトガルによってブラジルからコーヒーとカカオが導入されました。
コーヒーチキン
サントメ・プリンシペではパンケーキを焼いたり鶏肉をトマトで煮込むなど、ポルトガルの文化を強く受けています。
ここに、コーヒーが加わったことで自然に誕生しました。
感想
私は鶏肉が好きです。
コーヒーもワインもクリームも好きです。
米は毎日食べます。
ただ、これらを全て同時に食べるという発想はありませんでした😅
口に含んだ瞬間と後味は、ほんのりとコーヒーを感じます。 香りと苦味を絶妙に取り入れた料理ですね。
そして、コーヒーのおかげなのか鶏胸肉はとても柔らかく仕上がりました。
好き嫌いがわかれるでしょうが、私にとってはアリです。

コーヒーチキンのレシピ
「The Recipes of Africa」という本のレシピです。
Ingredients
No.1
- 30 g バター
- 300 g 鶏むね肉 / さいの目切り / 皮は取り除く
No.2
- 2 個 赤唐辛子 / みじん切り
- 15 g ニンニク
- 1 枚 月桂樹の葉
No.4
- 50 ml コーヒー
- 200 ml 白ワイン
No.5
- 1 小さじ インスタントコーヒーの粉末
- 50 ml 生クリーム
- 1 大さじ 砂糖 / オプション
No.7
- Free 塩
- Free ネギ
Instructions
- フライパンにバターを熱して、鶏肉を炒める。
- 赤唐辛子、ニンニク、月桂樹の葉を加える。炒める。
- 鶏肉の色が変わったら取り出してわきに置く。
- フライパンにコーヒーとワインを加えて熱する。半分に減るまで。または中火で5分くらい。
- コーヒーの粉末と生クリーム、砂糖を加えてよく混ぜる。
- 鶏肉をフライパンに戻す。好きな状態になるまで調理する。
- 塩で味を調整する。完成
Notes
・この料理に興味を抱いた様々な国の人のレシピも閲覧しました。ウスターソースを使う人が多いようです。 ・このレシピの場合、個人的に赤唐辛子は必須です。肉、コーヒー、クリームに、赤唐辛子が加わることで絶妙なバランスになっていると感じました。赤唐辛子がなければ、恐らく私は食べられません。
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