ポルトガルのグリーンスープ。潰したジャガイモのおかげなのか、食べるとホッとします。作りたても、翌日も、冷めても美味しいオススメの一品。ポルトガルの年越しスープという一面もあります。
ヨーロッパ
コルカノン (クリーミーマッシュポテト+ケール) / アイルランド
300年以上の歴史を持つ、アイルランドのクリーミーマッシュポテト。
そのまま食べても美味しいのですが、カリカリベーコンとの相性が抜群です。
少ない材料で簡単に作れます。
ミラノ流リゾット (クリーミーなサフランリゾット) / イタリア
1400年代、スペインが持ち込んだ米をスープに入れることで誕生したリゾット。飢饉が襲ってきたこともあり、新しい食料である米とリゾットは瞬く間に普及します。しかし…多くの水田が意図的に破壊されてしまいました。米はマラリアを引き起こすと、勘違いされたためです。
クライダ (クリーミーきのこスープ) / チェコ
チェコのクリーミーなスープ。こってりしつつも、程よい酸味がバランスを整えてくれます。在日チェコ共和国大使館がブログで公開しているレシピに、スパイスを加えて作りました。
パプリカーシュチルケ (パプリカチキン) / ハンガリー
鶏肉をパプリカで煮込むハンガリーの料理。農場で誕生した料理で、数百年の歴史を持ちます。現地にならい、ガルシュカ(自家製パスタ)と共に味わいました。
ヨータ (ザワークラウトのシチュー) / スロベニア
ザワークラウト、豚肉、豆などを煮込んで作るスロベニアの料理。冬の料理ですが、冷ましてから夏に食べることもあるので、季節を問わず味わえるでしょう。実際に試したのですが、温かいうちに食べても、冷めてから食べても美味しかったです。
シュクメルリ (鶏肉&にんにくソース) / ジョージア
日本ではチーズを加えるなどした、クリーミーな料理として知られています。しかし、本来は鶏肉、バター、ニンニクだけで作る料理です。首都トビリシで牛乳やクリームを加えるアレンジがなされ、それがなぜか日本へ伝わりました。
ブッフブルギニョン (ブルゴーニュ流ビーフシチュー) / フランス
昔は牛肉をそれほど食べていなかったフランス。産業革命とフランス革命を機に、食文化が変化します。トラクターなどが誕生したため、農耕に用いていた牛は役目を終えたのです。ブルゴーニュの農民は、ブルゴーニュのワインでブルゴーニュの牛を煮込みました。
ワーテルゾーイ (チキンクリームシチュー) / ベルギー
皇帝が愛したベルギーのチキンクリームシチュー。元々は魚で作られていた料理です。フランダース地方の郷土料理で、500年近い歴史を持ちます。ご飯、パン、どちらと食べても美味しい素敵な一品です。日本のクリームシチューと比べるとサラッとしています。
ビーフストロガノフ (牛肉のサワークリーム+α煮込み) / ロシア
大人から子供まで、世界中で多くの人を魅了する一品。レシピは家庭によって無限に存在し、中には10分程度で作れるものもあります。簡単に作れるので、出勤前の忙しい時にもオススメです。美味しくて、満足できますから。