ポルトガルのグリーンスープ。潰したジャガイモのおかげなのか、食べるとホッとします。作りたても、翌日も、冷めても美味しいオススメの一品。ポルトガルの年越しスープという一面もあります。
スープ/シチュー
クライダ (クリーミーきのこスープ) / チェコ
チェコのクリーミーなスープ。こってりしつつも、程よい酸味がバランスを整えてくれます。在日チェコ共和国大使館がブログで公開しているレシピに、スパイスを加えて作りました。
ヨータ (ザワークラウトのシチュー) / スロベニア
ザワークラウト、豚肉、豆などを煮込んで作るスロベニアの料理。冬の料理ですが、冷ましてから夏に食べることもあるので、季節を問わず味わえるでしょう。実際に試したのですが、温かいうちに食べても、冷めてから食べても美味しかったです。
ブッフブルギニョン (ブルゴーニュ流ビーフシチュー) / フランス
昔は牛肉をそれほど食べていなかったフランス。産業革命とフランス革命を機に、食文化が変化します。トラクターなどが誕生したため、農耕に用いていた牛は役目を終えたのです。ブルゴーニュの農民は、ブルゴーニュのワインでブルゴーニュの牛を煮込みました。
ワーテルゾーイ (チキンクリームシチュー) / ベルギー
皇帝が愛したベルギーのチキンクリームシチュー。元々は魚で作られていた料理です。フランダース地方の郷土料理で、500年近い歴史を持ちます。ご飯、パン、どちらと食べても美味しい素敵な一品です。日本のクリームシチューと比べるとサラッとしています。
トマティカン (牛肉とトマトの無水煮込み) / チリ
炒めて煮込んでさあ完成。とても簡単に作れるのにとても美味しい料理です。ご飯、パン、トルティーヤなど、何と食べても美味しくいただけます。
キーマカレー (ひき肉とスパイスのシチュー) / インド
ひき肉で作るキーマカレー。現地ではシチューという位置づけです。ペルシャ、中央アジア、ヒンドゥーの文化が融合して誕生しました。皇帝が愛した料理で、数百年の歴史があります。
ブロデット (魚のトマト&ワイン煮込み) / クロアチア
食材となる魚を3回泳がせるクロアチアのシチュー。海の中で泳いだ魚を、オリーブオイルの中で泳がせる。最後にワインの中で泳がせて出来上がり。想像力あふれる表現がピッタリなシチューです。
トムヤムガイ (スパイシー鶏肉スープ) / タイ
有名なトムヤムクンの鶏肉バージョン。現地人のレシピを参考にさせていただきました。現代のスタイルになったのは1890年前後。タイが歩んできた歴史が見事に表れた料理です。ある程度の歴史を知ったうえでこの美味を堪能すれば…現地を訪れた気分に浸れるかもしれません。
タジン (元祖無水調理) / モロッコ
元祖無水調理。イスラムの影響を受け、フランスの影響を受け、広く知られるようになった。モロッコで料理教室を開催する人のレシピを参考にさせていただきました。簡単なのにとても美味しいです。同様の調理法は多くの人が無意識のうちに実践しているかと。