米が好きな人、鶏肉が好きな人、玉ねぎが好きな人、マスタードが好きな人にオススメ。セネガル、イスラム、フランスの文化が融合した、驚くほど美味しい料理です。マスタードを使うスタイルと、マスタードを使わないオーセンティックスタイル、それぞれ作りました。
アフリカ
オジャ (シャクシュカ) / チュニジア
イスラエル料理として有名なシャクシュカの、発祥地バージョン。
発祥地には様々な説が存在しますが、その中でも有力視されることが多いチュニジアのレシピで作りました。チュニジアでは、オジャと呼びます。
ケジェヌ (鶏肉と野菜の無水煮込み) / コートジボワール
タジン鍋にルーツを持つ伝統的な無水調理。鍋に食材を入れて、蓋をして、火をつけて、掃除や筋トレをして、疲れたら火を止める。たったこれだけで美味しい料理の出来上がり。なんらかのスープストックを用いれば、より現地の味に近くなります。
ドーブドプーレ (アフリカのフランス風島カレー) / モーリシャス
アフリカの島カレー。フランスが持ち込んだビーフシチューに、各地からやってきた移民が様々な食材を加えることで誕生しました。
コーヒーチキン (鶏肉とコーヒーソース) / サントメ・プリンシペ
鶏肉とコーヒーで作るアフリカの島ご飯。ポルトガルやブラジルなどとの関係から生まれた料理。鶏肉、コーヒー、米の組み合わせ…食べる前は不安でしたが、案外美味しかったです。個人的に唐辛子は必須。万人向けではありませんが、この不思議な組み合わせが気に入る人もいるでしょう。
タジン (元祖無水調理) / モロッコ
元祖無水調理。イスラムの影響を受け、フランスの影響を受け、広く知られるようになった。モロッコで料理教室を開催する人のレシピを参考にさせていただきました。簡単なのにとても美味しいです。同様の調理法は多くの人が無意識のうちに実践しているかと。