どんな料理?
牛肉、玉ねぎ、トマト、トウモロコシで作るチリ共和国のシチュー。
名前
Tomaticán=Tomato and dried roasted meat=トマトとロースト肉
歴史
16世紀、ラテンアメリカにヨーロッパ人が上陸したことで、彼らが持ち込んだ食材とラテンアメリカ原産の食材が融合し、様々な料理が誕生しました。
トマティカンもその一つです。
スペイン人が持ち込んだ牛肉と、ラテンアメリカ原産のトマトとトウモロコシを一緒に調理するとこで誕生しました。
普及
トマティカンは主にチリとアルゼンチン西部で食べられている料理ですが、同様の料理がラテンアメリカ各国にあります。
これらの料理は、入植者や原住民だけでなく、各地を移動する商人、家畜の群れと共に移動する農民など、様々な人が食べてきました。
移動しながら暮らす人が各地に伝え、普及し、同様の料理がたくさん誕生したのでしょう。
※トマティカンはシャルキカンという料理の派生版です。
感想
炒めて少し煮込むだけの簡単な料理ですが、驚くほど美味しかったです。
トマトと塩など、食材同士の相性が良いのでしょうか?
各食材の特性は知りませんが、このような料理を調べて、作って、食べることで歴史に触れることができると嬉しくなります。
しかも美味しいので。
ご飯やパン、トルティーヤなど様々なものと一緒に食べる料理なので、どれと一緒に食べても美味しいです😎

トマティカンのレシピ
現地のレシピを参考にして作りました。
Ingredients
No.1
- 2 大さじ オリーブオイル
- 1 個 玉ねぎ / スライス
- 250 g 牛肉 / 厚さ1cmくらいに切る
- 1 個 ピーマン / さいの目切り
No.2
- 300 g コーン缶
- 2 個 トマト / さいの目切り
- 1 小さじ チリパウダー
- 1 小さじ オレガノ
- Free 塩
- Free 胡椒
No.3
- Free ディル / オプション
- Free パルメザンチーズ / オプション
Instructions
- オリーブオイルで、玉ねぎ、牛肉、ピーマンを炒める。色が変わるまで。
- コーン缶、トマト、チリパウダー、オレガノ、塩、胡椒を加える。混ぜる。蓋をして弱火で10分煮込む。
- ディルとパルメザンチーズを振りかける。完成
Notes
・煮込む時は必要に応じて水を加えてください。
コメントを残す