どんな料理?
辛くて酸っぱいタイのスープ。
トムヤムクンの鶏肉版です。
名前
Tom=boil=茹でる
yum=toss etc=和える
gai=chicken=鶏肉
※今回はトムヤムクンの歴史をもとに書きます。
歴史
タイ中部のチャオプラヤ川周辺で食べられていた、ハーブと海老を煮込んだ料理が、様々な国との交流を経て進化した料理です。
タイは東南アジアの貿易拠点としての歴史が長く、様々な国から人や物が往来してきました。
国際交流がきっかけで、6〜11世紀に食事の概念が変化します。
タイでは米とスープを一緒に食べる習慣がなかったのですが、インドとの交流が盛んになったことで、米とスープを一緒に食べるようになりました。
時代と共に様々な国の調理法やスパイスが加わり、16世紀にはポルトガルによってアメリカ大陸の唐辛子が持ち込まれます。
恐らく1800年前後には現代のスタイルに近いトムヤムクンが一般的になり、1900年前後にはタイ王室料理の一つとなりました。
ちなみに、澄んだスープのナムサイと、乳製品を加えたナムコンという2種類トムヤムが存在します。
1890年のレシピには乳製品が記載されているので、この時にはそれぞれのスタイルが存在していたのでしょう。
その他
私はエビを食べられないのですが、使わなくても良いと知ったのでトムヤムを味わえました笑
食べた瞬間に汗が噴き出ましたが、甘味、酸味、辛味が程よく、とても美味しい😊

トムヤムガイのレシピ
現地のレシピ
Ingredients
No.1
- 850 ml 水
- 300 g 鶏肉 / 好きな部位
- 10 g ★ドライスパイスセット
No.2
- 35 g ★トムヤムペースト
- 15 g ★チリインオイル
No.3
- 100 g しめじ
No.4
- 20 ml ★ナンプラー
- 1 大さじ 砂糖
- 2 大さじ 練乳
No.5
- Free コリアンダー
Instructions
- 鍋に水、鶏肉、スパイスセットを入れて、中火で10-15分煮込む。
- トムヤムペーストとチリインオイルを加える。沸騰したら30秒煮込む。
- スパイスセットを取り除く。しめじを加える。煮込む。
- ナンプラーと砂糖、練乳を加える。
- コリアンダーを加える。完成
Notes
・市販のトムヤムセットで作りました。数百円で買えるので、これを使ったほうが現地の味を堪能できます。日本では入手困難なものが多いので。 ・★がセットに含まれているものです。 ・ドライスパイスセット →レモングラス →ガランガー →唐辛子 →カフィアライムリーフ
コメントを残す