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鶏の叫び (アゼルバイジャンの親子丼) / アゼルバイジャン

By T_Nagata コメントを書く

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アゼルバイジャンの親子丼
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1 どんな料理?
2 名前
3 歴史
4 その他
5 鶏の叫びのレシピ

どんな料理?

鶏肉をレモン、バター、スパイスなどで調理してから卵で閉じる、アゼルバイジャンの料理。
野菜で作るものなど様々なバージョンが存在します。

名前

アゼルバイジャン語でToyuq çığırtmasıと書きます。
Toyuq çığırtması=Chicken squeak=鶏の叫び
肉を調理している時の音からこの名前がつけられました。

歴史

この料理の歴史は不明です。
ただ、アゼルバイジャンと食材の歴史を調べた結果、「この料理にはアゼルバイジャンの歴史が反映されている」ことに気づきました。

アゼルバイジャンは、カスピ海と黒海に挟まれた、肥沃な大地と気候に恵まれた国です。
多くの国がこの地を求めて争った結果、アゼルバイジャンは様々な文化を取り込むことになりました。

まずはレモンです。
イラン系王朝であるサーサーン朝(3~7世紀)がこの地を征服したことで、農耕文化が発達しました。
それだけでなく、レモンなど酸味のある果汁を、調味料として使う料理が発達したのです。
※レモンの原産地はインド北東部周辺です。サーサーン朝において、レモンは確実に栽培されていました。

次に乳製品です。
11世紀になると、遊牧民であるテュルク系の王朝がアゼルバイジャンを征服しました。
アゼルバイジャン人の9割は、このテュルク系です。
遊牧民は、長期保存と栄養摂取を兼ねた、様々な乳製品を開発し、所持していました。
つまり、この時に乳製品が発達したのだと思われます。

次に卵とじ。
16世紀になると、イラン系のサファヴィー朝がアゼルバイジャンを征服しました。
この王朝の料理本には、食材を卵でとじる料理が記載されています。

まとめると…
サーサーン朝時代に調味料としてのレモンが確立され、
テュルク系王朝時代にバターなどの乳製品が使われるようになり、
サファヴィー朝時代に、レモンやバターで調理したものを卵でとじるようになった。
こういうことだと思います。

実際には古代から存在している可能性もあれば、比較的最近誕生した可能性もありますけどね。

その他

現地ではピラフと食べることが多いようですが、私は肉と卵の味を堪能したかったので普通のご飯と食べました。
レモンやトマトの酸味とシナモンの甘味、香り、肉の旨味に卵の食感。
これまで経験したことがない鶏肉&卵料理でした😎
ただ、ピラフやチャーハンなど、味付けしたご飯と一緒に食べたほうが確実に美味しいと思います。

アゼルバイジャンの親子丼
アゼルバイジャンの親子丼

鶏の叫びのレシピ

現地のレシピ
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Prep Time 5 mins
Cook Time 20 mins
Total Time 25 mins
Course Main Course
Cuisine Azerbaijani
Servings 3

Ingredients
  

No.1

  • 40 g バター
  • 1/2 個 玉ねぎ / スライス

No.2

  • 300 g 鶏肉/好きな部位 / 一口サイズ
  • 200 g トマト缶
  • 2 大さじ レモン果汁
  • 1 小さじ ターメリック
  • 1 小さじ シナモン
  • 1/3 小さじ 塩
  • 1/3 小さじ 胡椒

No.3

  • 3 個 卵

Instructions
 

  • バダーで玉ねぎを炒める。取り出す。
  • 鶏肉を炒める。玉ねぎを戻す。トマト、レモン果汁、ターメリック、シナモン、塩、胡椒を加える。混ぜる。蓋をする。弱火で5分煮込む。
  • 溶き卵を加える。蓋をする。好きな状態になるまで煮込む。
    完成

Notes

・現地ではピラフと一緒に食べるものです。そのため、味付けしていない白米と食べる場合は好みが分かれるかと思います。
Keyword 卵, 米, 鶏肉

Filed Under: アゼルバイジャン 関連タグ:メインコース, 卵, 米, 鶏肉

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