どんな料理?
卵を薄く焼きながらロール状に重ねていく日本の料理。
恐らく17-18世紀に誕生した料理で、寿司のトッピングになるほか、弁当の中に入れたり朝食として提供するなど、家庭料理の定番です。
名前
・Tamago=egg=卵
・yaki=grill=焼く
歴史
日本人は長い間、仏教の関係で卵をほとんど食べてきませんでした。
16世紀に卵を用いた西洋菓子が伝わり、この頃から徐々に卵を食べるようになったのです。
また、この料理で使う卵も砂糖もみりんも高価なものでしたが、1783年に出版された小説に玉子焼き専用調理器具が記載されています。
これらを考慮すると、17-18世紀に誕生したと考えられるでしょう。
また、当時は卵以外に出汁、山芋、魚のすり身などを用いた寿司屋の「玉」など、熟練の技術を要するものが主流でした。
※魚と違い卵は割らない限り日持ちするので、寿司屋は魚が獲れない時でも営業できるように「玉」を提供していた。
普及
第二次世界大戦後、政府は子供にタンパク質を摂取させるために鶏卵の生産を奨励しました。
その結果、砂糖、みりんに続き卵も安く入手できるようになったのです。
そして、「卵、醤油、砂糖、みりん」を用いて簡単に作れる現代の玉子焼きが1950年代に普及しました。
その他
卵、醤油、砂糖、みりんの他に出汁を用いたものなど、地域や家庭によって様々なバリエーションが存在する料理です。
今回は卵、醤油、砂糖だけで作りました。
甘い玉子焼きは好き嫌いがわかれるかもしれませんが、私は好きです😎

玉子焼きのレシピ
特に何も考えずに作りました。
Ingredients
- 3 個 卵
- 1.5 大さじ 砂糖
- 1 大さじ 醤油
- 1 大さじ 油
Instructions
- 卵、醤油、砂糖を混ぜる。
- フライパンに油を熱する。1番の1/3を入れる。
- 周辺が固まったら上側を下に向かって巻く。
- 焼けた玉子を上側に移す。1番の1/3を加える。玉子の下にも浸透するようにする。
- 周辺が固まったら上側を下に向かって巻く。
- 焼けた玉子を上側に移す。1番の1/3を加える。玉子の下にも浸透するようにする。完成
Notes
日ごろ何も考えずに作っているものを言葉にするのは難しいですね。
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