東南アジア各国で親しまれているチキンライスの元祖。中国から移住してきた人々は、当時のシンガポールを占領していたイギリス人に仕えました。しかし、日本軍がイギリスを破ってしまいます。収入源を失った移住者は故郷の郷土料理で店を営むようになり、多くの人が知る料理となりました。
メインコース
キーマカレー (ひき肉とスパイスのシチュー) / インド
ひき肉で作るキーマカレー。現地ではシチューという位置づけです。ペルシャ、中央アジア、ヒンドゥーの文化が融合して誕生しました。皇帝が愛した料理で、数百年の歴史があります。
ジュジェ・ケバブ・タベイ (ゴールデンサワーチキン) / イラン
数多くある伝統的なイランケバブの一つ。世界最大のサフラン生産国らしく、サフランで美しい色に仕上げます。エキゾチックな焼き鳥、といったところですね。
ブロデット (魚のトマト&ワイン煮込み) / クロアチア
食材となる魚を3回泳がせるクロアチアのシチュー。海の中で泳いだ魚を、オリーブオイルの中で泳がせる。最後にワインの中で泳がせて出来上がり。想像力あふれる表現がピッタリなシチューです。
ムニエル (現地レシピ+醤油) / フランス
有名なムニエル…歴史をたどると…北欧のいわゆる海賊・ヴァイキングが大きく関与していたように思います。バターをふんだんに使う現地のレシピに醤油を少し加えて作りました。
コーヒーチキン (鶏肉とコーヒーソース) / サントメ・プリンシペ
鶏肉とコーヒーで作るアフリカの島ご飯。ポルトガルやブラジルなどとの関係から生まれた料理。鶏肉、コーヒー、米の組み合わせ…食べる前は不安でしたが、案外美味しかったです。個人的に唐辛子は必須。万人向けではありませんが、この不思議な組み合わせが気に入る人もいるでしょう。
パスタプリマヴェーラ (春野菜のパスタ) / アメリカ
芸術家が開発した春野菜パスタ。野菜が嫌いなお子様にも良いのではないでしょうか。
シンディビリヤニ / パキスタン
数多くの種類があるビリヤニ。その中でも最も有名なのが、数百年の歴史を持つこちらのシンディビリヤニです。現地の食材と現地のレシピでいただきました。香りも味も食感も、非常にエキゾチック!自宅にいながら異国情緒を堪能できる料理です。
トムヤムガイ (スパイシー鶏肉スープ) / タイ
有名なトムヤムクンの鶏肉バージョン。現地人のレシピを参考にさせていただきました。現代のスタイルになったのは1890年前後。タイが歩んできた歴史が見事に表れた料理です。ある程度の歴史を知ったうえでこの美味を堪能すれば…現地を訪れた気分に浸れるかもしれません。
カルボナーラ (現地レシピ) / イタリア
本場ローマのレシピで作ったカルボナーラは、これまで食べたものとは別物でした。必須成分であるペコリーノロマーノのおかげでしょう。また、カルボナーラの歴史は様々な説がありますが、よく似た料理を全て調べて作った結果、予測することはできました。