日本ではチーズを加えるなどした、クリーミーな料理として知られています。しかし、本来は鶏肉、バター、ニンニクだけで作る料理です。首都トビリシで牛乳やクリームを加えるアレンジがなされ、それがなぜか日本へ伝わりました。
メインコース
クールダック (肉とジャガイモの炒め煮) / キルギス
遊牧民時代から続く伝統料理。炒めて少し煮込むだけの簡単な料理なので、国を問わず多くの国で食べられているでしょう。つまり、国籍を問わず多くの国で受け入れられる料理です。生で使う玉ねぎが良いアクセントになってくれました。
中国流チンジャオロース (青椒肉絲) / 中国
中国流チンジャオロース。「揚げた豚肉」と「ピーマン」を一緒に強火で炒める料理です。日本版とは異なり、タケノコ、ごま油、オイスターソースは使いません。気候と交通の関係で、食材が限られた地域で誕生しました。現代も、限られた食材だけで作るこの伝統が生きています。
宮保鶏丁 (鶏肉のピーナッツ&唐辛子炒め) / China
数多く存在する中華料理の中で、世界中で愛されている一品。辛い料理が好きな人におすすめです。鶏肉旨味、ピーナッツの食感、唐辛子の辛さ。想像以上に良い組み合わせでした。好みがわかれるかもしれませんが、個人的にはご飯との相性も良いと思います。
帯広豚丼 (元祖豚丼) /日本
元祖豚丼。うなぎの蒲焼きをヒントにして誕生しました。現代では「牛丼のように煮込んだ豚丼」をイメージする人が多いと思います。私もそうでした。しかし、本来の豚丼とはこの帯広豚丼のことを指します。BSE問題が発生するまでは、「豚丼と言えば帯広の郷土料理」だと比較的知られていました。
照り焼き / 日本
世界中で愛される照り焼き。この投稿では、日本の照り焼きと蒲焼の違いをメインに記載しています。
蒲焼 / 日本
縄文時代から食べられていたうなぎ。しかし、蒲焼が誕生したのは18世紀になってから。関東で醤油が発達したことがきっかけで、全国へ広まりました。
ブッフブルギニョン (ブルゴーニュ流ビーフシチュー) / フランス
昔は牛肉をそれほど食べていなかったフランス。産業革命とフランス革命を機に、食文化が変化します。トラクターなどが誕生したため、農耕に用いていた牛は役目を終えたのです。ブルゴーニュの農民は、ブルゴーニュのワインでブルゴーニュの牛を煮込みました。
ワーテルゾーイ (チキンクリームシチュー) / ベルギー
皇帝が愛したベルギーのチキンクリームシチュー。元々は魚で作られていた料理です。フランダース地方の郷土料理で、500年近い歴史を持ちます。ご飯、パン、どちらと食べても美味しい素敵な一品です。日本のクリームシチューと比べるとサラッとしています。
タッカルビ (鶏肉のスパイシー炒め) / 韓国
辛さの中に甘みもある。これまで食べた韓国料理の中でずば抜けて美味しかったです。韓国在住日本人のレシピと、韓国人数名のレシピを組み合わせて作りました。現地ではカレー粉も少し入れます。これがポイント。コチュジャンとカレー粉の強い味が、バランスよく染み込んだ鶏肉。最高です。