どんな料理?
刻んだ肉や野菜とマヨネーズで作るロシアのサラダ。
首都サラダやロシア風サラダと呼ばれることもあります。
歴史
1860年代、モスクワにあったレストラン「エルミタージュ」の経営者でありシェフだったリュシアン・オリヴィエによって開発されたサラダです。
ロシアは気候の関係で新鮮な野菜を食べられる時期が短かったため、野菜にドレッシングをかけて食べるサラダがほとんど存在しませんでした。
しかし、1800年代に変化が訪れます。
フランスのマヨネーズが各国で知られるようになり、この頃のロシア貴族階級はフランスの文化を好んでいました。
そんな時代にエルミタージュが開業し、貴族階級のためにこのサラダが誕生したのでしょう。
ドレッシングのレシピは現在も明かされていないのですが、刻んだ肉や野菜をマヨネーズかそれに近いもので作ったのだと思います。
普及
とあるシェフがドレッシングのレシピを盗むために、オリヴィエのキッチンに侵入しました。
レシピは得られなかったようですが、推測することはできたのでしょう。
彼はそのレシピでサラダを作って提供したほか、レシピを出版社に売却しました。 これがきっかけで各国にロシア風サラダとして知られるようになったのです。
時代と共に一般的なレシピが変化していき、現代では無数のバリエーションが存在します。
感想
全ての食材をさいの目に切っているため、心地よい食感を堪能できました。
よく噛んで食べるので満腹感も得られます。

オリヴィエサラダのレシピ
現地のレシピ
Ingredients
- 4 個 ジャガイモ / 小サイズ
- 1 個 にんじん / 小サイズ
- 100 g 鶏胸肉
- 2 個 茹で玉子
- 50 g 塩漬けきゅうり
- 1/4 個 玉ねぎ
- Free マヨネーズ
- Free 塩
- Free 胡椒
Instructions
- ジャガイモ、にんじん、鶏肉を茹でる。
- 全ての食材を5×5mmに切る。
- 全て混ぜる。完成
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