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オジャ (シャクシュカ) / チュニジア

By T_Nagata コメントを書く

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1 どんな料理?
2 名前
3 歴史
4 チュニジアにおける、オジャとシャクシュカ
5 シャクシュカとして世界で普及
6 その他の似た料理と様々な説
7 感想
8 オジャのレシピ

どんな料理?

肉や海鮮、トマト、ハリッサ、卵などを組み合わせる、チュニジアの料理。
シャクシュカという名前で、世界的に広く知られている料理です。

ojja
チュニジア / Alex SkyによるPixabayからの画像

名前

オジャ=Ojja=Omelette

ojja
チュニジア / DEZALBによるPixabayからの画像

歴史

正確な起源や誕生の経緯はわかりません。
トマト伝来の歴史などを考慮すると、早ければ16世紀、遅くても19世紀初期には、現代のスタイルが存在していたでしょう。
今回は、食材別に記載します。

・メルゲーズソーセージ
羊肉のソーセージです。
この料理でよく使われるもので、12世紀に北アフリカの遊牧民が開発しました。

・ハリッサ
唐辛子や様々なスパイスを混ぜて、ペースト状にした調味料です。
主成分である唐辛子は、スペインがチュニジアを統治していた時代(1535-1574)にもたらされました。

・トマト
チュニジアは地中海に面した国です。地中海の先には、スペイン、フランス、イタリアなどがあります。
この3カ国のうち、スペインは16世紀にトマトを食べていました。
スペインがチュニジアを統治していた時代に、もしかしたらトマトも伝来していたのかもしれません。

肉や野菜を一緒に煮込む料理は、世界中で昔から食べられてきました。
メルゲーズソーセージ、ハリッサ、トマト。そして、卵。
これらを全て一緒に調理した「オジャ」が誕生しました。

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チュニジア / Amel QahwadjiによるPixabayからの画像

チュニジアにおける、オジャとシャクシュカ

チュニジアには、世界的にシャクシュカとして知られているオジャとは別に、シャクシュカという料理が存在します。
オジャはオムレツという意味なので、卵が必須です。混ぜてから加えても、割りいれても、どちらでもかまいません。卵さえ使っていれば、オジャとして成立します。

一方のチュニジア版シャクシュカですが、これは卵が必須成分ではありません。
食材も、ジャガイモなどオジャとは異なる野菜を使います。
ただし、トマトや卵も使った場合は、オジャとよく似た外観になります。

※かき混ぜた卵を加えるか、割りいれてポーチドエッグにするかで見分けるという説も存在します。しかし、私が聞いた限りでは、チュニジア人は卵の扱い方ではなく、卵を使うかどうか、という意見ばかりでした。
※地域や家庭によって認識が異なります。オジャとシャクシュカは同じだと捉える人もいます。

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チュニジア / Olga OzikによるPixabayからの画像

シャクシュカとして世界で普及

第三次中東戦争を機に、チュニジアで暮らしてたユダヤ人の99%が、イスラエルへ移住しました。
移住には困窮がつきものです。
様々なものを混ぜて簡単に作れるこの料理は、移住者に大人気でした。

シャクシュカという名前は「all mixed up」という意味の言葉から誕生したものです。
いつしかトマトや卵も加えるようになり、オジャとよく似た外観のシャクシュカが誕生し、それが世界で知られるようになったのでしょう。

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チュニジア / jacqueline macouによるPixabayからの画像

その他の似た料理と様々な説

この料理の起源を主張する国はたくさんあります。
恐らく、よく似た料理が世界中に存在しているからでしょう。
似た料理の例として、メキシコのウェボスランチェロス(Huevos Rancheros)、スペインのピストマンチェゴ(pisto manchego)、イタリアの煉獄の卵(Eggs in Purgatory)、フランスのラタトゥイユ(ratatouille)、トルコのメネメン(Menemen)などがあります。

もしかしたら、トマトの原産地であるメキシコのウェボスランチェロスが、スペインなどを経由してチュニジアに伝わり、オジャが誕生したのかもしれません。

または、中東でトマト栽培が開始された場所は、現シリアのアレッポでした。当時のアレッポはオスマン帝国であり、チュニジアはオスマン帝国が支配した時期もあります。そのため、トルコのメネメンから派生したのかもしれません。

または、フランスが統治していた時代もあるので、その時にラタトゥイユが伝わり、それから派生したのかもしれません。

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チュニジア / Pixi0815によるPixabayからの画像

感想

メルゲーズソーセージは入手できなかったので、今回はツナを使いました。
イスラエルのレシピで作ったシャクシュカも美味しかったのですが、それとは違いますね。

辛味の効いたメルゲーズソーセージがなくても、ハリッサのおかげでほどよい辛さを堪能できます。
そこに半熟の卵も加わることで、辛さが絶妙にマイルドになり、とても美味しかったです。
短時間で作れるのにこの美味しさ、実に素晴らしい♪

米にも合いましたが、この料理に関しては硬めのパンとの組み合わせが個人的に好きです♪

また、今回はこちらのレシピを中心に参考にさせていただきました。
素晴らしいレシピ、情報を公開してくれてありがとうございます。

ojja
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オジャのレシピ

現地のレシピに調整を加えています。
Print Recipe Pin Recipe
Prep Time 5 mins
Cook Time 25 mins
Total Time 30 mins
Course Appetizer, Breakfast, Main Course
Cuisine Tunisian
Servings 4

Ingredients
  

No.1

  • 2 大さじ オリーブオイル
  • 1/2 玉ねぎ みじん切り
  • 15 g ニンニク

No.2

  • 50 g ネギ みじん切り
  • 1 トマト缶
  • 1 赤唐辛子 みじん切り
  • パセリ
  • 1 小さじ 塩
  • 2 大さじ ハリッサ
  • 1 小さじ パプリカパウダー

No.3

  • 2 ツナ缶

No.4

  • 4 卵

Instructions
 

  • オリーブオイルで玉ねぎとニンニクをソテーします。
    香りが出て柔らかくなるまで。
  • ネギ、トマト缶、唐辛子、パセリ、塩、ハリッサ、パプリカパウダーを加えます。
    よく混ぜます。
    蓋をして、弱火で15分煮込みます。
    ※必要に応じて水を加えます。私は100ml加えました。
  • ツナを加えます。
    よく混ぜます。
    味を調整します。
  • クレーターを作り、卵を割りいれます。
    蓋をします。
    好きな状態になるまで煮込みます。
    完成

Video

Notes

※ハリッサが入手できない場合は、黒胡椒、キャラウェイ、コリアンダーを、それぞれ1/2加えればOKです。同じ味にはなりませんが、近くなります。
Keyword その他野菜, トマト, 卵

Filed Under: チュニジア 関連タグ:その他野菜, トマト, 卵, 朝食

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