
どんな料理?
香辛料などでマリネした肉を独特の手法で調理するトルコのファストフード。
調理した肉をピタパンに挟んで食べます。
名前
Doner=turn or rotate=回転
kebab=roasted or grilled=ローストやグリル
歴史
正確な起源は判明していませんが、17世紀には横に幅広い回転式肉焼き器が既に存在していました。
縦長の回転式肉焼き器は、1855年に撮影された写真が残っています。
つまり、この頃には現代とほぼ同じ調理法のドネルケバブが存在していたのでしょう。
屋台など限られたスペースで使うためか、滴り落ちる肉汁を集めやすくして肉にかけるためか。
このような理由で縦に置いて使うようになったのだと思います。
普及
1940年代には高級レストランでも人気メニューとなり、このレストランを訪れた人々によって各国へ広められました。
ただ、この料理はあくまでもファストフードです。
肉を一度にたくさん調理でき、ピタパンに挟むことで手軽に食べることができます。
美味しいことに加えてこの手軽さから世界各地に普及し、各国で独自の進化を遂げているのでしょう。
※1972年、ドイツ・西ベルリンの動物園駅で、トルコ人労働者がケバブスタンドを設立します。これがきっかけで、ドネルケバブは新しいファストフードとして、ヨーロッパ各国でより認識されるようになりました。
その他
当然ですが、私はドネルケバブ専用の調理器具を持っていません。
が!トルコ大使館が家庭向けドネルケバブのレシピを公開していたので、それで作りました。
美味しいことはもちろん、薄切り肉は噛みやすくて食べやすい。
箸文化の日本は薄切り肉が一般的なので、それをマリネして焼くだけでも似たようになると思います😎

ドネルケバブのレシピ
駐日トルコ大使館のレシピを参考にして作りました。
Ingredients
- 250 g ひき肉 / 好きな肉
- 1/2 個 玉ねぎ / すりおろし
- 1 大さじ ニンニク / すりおろし
- 1 大さじ トマトペースト
- 2 大さじ ヨーグルト
- 1/2 小さじ 塩
- 1/2 小さじ 胡椒
- 1/2 小さじ タイム
- 1 大さじ チリパウダー
- Free 好きな野菜
- Free ピタパン
Instructions
- 野菜とピタパンを除く全ての材料を混ぜる。よく凍らせる。
- 1番を薄くスライスする。好きな状態になるまで調理する。
- 肉や野菜をピタパンにはさむ。
- 好きなソースをかける。完成
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