どんな料理?
鶏肉をスパイス、ニンニク、生姜で炒め、トマトで煮込むモーリシャスの料理。
フランスのビーフシチュー・ドーブにルーツがある料理です。
名前
ドーブ=野菜、スパイス、ワインで煮込むフランスのビーフシチュー。
プーレ=鶏肉
モーリシャスの歴史
モーリシャスは貿易の中継地点として便利な場所に位置するため、様々な国が支配してきました。
それらの国のうち、現在のモーリシャス食文化に最も影響を与えた国の一つがフランスです。
1715年、近隣のレユニオン島を植民地としていたフランスが入植します。
1810年からはイギリス領となりますが、恐らく条約の関係でイギリスは統治に手をつけず、フランス人地主が住み続けました。
現在のモーリシャスは独立してイギリス連邦加盟国の一つになっていますか、フランス文化の影響を強く受けています。
ドーブドプーレ
現代のモーリシャスは多民族国家です。
労働者としてやってきたインド系や中国系のほか、アフリカ系、フランス系によって構成されています。
18世紀にフランス人が持ち込んだビーフシチューに
「牛肉を鶏肉に変更する」
「国民の70%を占めるインド系住民が様々なスパイスを使い出す」
など、
モーリシャスの社会環境によって改良されたものがドーブドプーレです。
感想
私は鶏肉と辛口白ワインの相性が良いと感じているので、それで作りました。
表現が難しいのですが、様々なフレーバーが効いたシチューとカレーの間、という具合いですね。
ちなみに私のレシピだと酸味が強めです。
また、カレー粉を使った方が日本人好みに仕上がると思います😎
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ドーブドプーレのレシピ
現地のレシピ
Ingredients
No.1
- 2 大さじ オリーブオイル
- 300 g 鶏肉
- 1 個 玉ねぎ / みじん切り
- 10 g ニンニク
- 10 g 生姜
No.2
- 1 大さじ タイム
- 1 個 赤唐辛子 / みじん切り
- 1 小さじ シナモンパウダー
- 1/2 小さじ クミン
- 1/2 小さじ ガラムマサラ
No.3
- 1 トマト缶
- 1 個 ジャガイモ / 一口サイズ
- Free コリアンダー
- 150 ml 白ワイン
- 1 小さじ 砂糖
- 1 個 チキンストックキューブ
- 2 つまみ 塩
- 2 つまみ 胡椒
- 1 本 ローズマリー
Instructions
- オリーブオイル、鶏肉、玉ねぎ、ニンニク、生姜を炒める。色が変わるまで。
- タイム、赤唐辛子、シナモン、クミン、ガラムマサラを加える。混ぜる。タイム、赤唐辛子、シナモンを加える。混ぜる。
- トマト缶、ジャガイモ、コリアンダー、白ワイン、砂糖、チキンストックキューブ、塩、胡椒、ローズマリーを加える。混ぜる。沸騰したら蓋をする。弱火で30分煮込む。必要に応じて水を加える。完成
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