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コルカノン (クリーミーマッシュポテト+ケール) / アイルランド

By T_Nagata コメントを書く

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1 どんな料理?
2 名前
3 歴史
4 感想
5 コルカノンのレシピ

どんな料理?

マッシュポテト、バター、牛乳、ケール(またはキャベツ)で作る、アイルランドの料理。
日常的に食べるだけでなく、ハロウィーンや聖パトリックの祝日という特別な日にも食べられる料理です。
ハロウィーンでは、指輪やボタンなども一緒に混ぜて、占いをすることもあります。

中央のバターは、妖精やお化けのために添えるものです。
どのような意味があるのかは不明ですが笑

※聖パトリックの祝日
→アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日。アイルランドでは、何世紀も前からこの日を祝っています。

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アイルランド / Marion StreiffによるPixabayからの画像

名前

cal ceannannというゲール語に由来する名前で、「白い頭のキャベツ」という意味です。
見た目がそう見えるからなのか、それともケールやキャベツを使うからなのか。両方なのか。
真相は謎です。

また、cal ceannannは、cainneninという言葉から派生しました。
cainneninにはニンニク、玉ねぎ、ネギという意味があります。
元々は、これらを混ぜ合わせたものだったのかもしれません。

colcannon
アイルランド / nestor88によるPixabayからの画像

歴史

アイルランドの各家庭で何世紀も栽培されてきたケールやキャベツと、1589年に伝来したジャガイモを組み合わせることで誕生した料理です。

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アイルランド / David KagererによるPixabayからの画像

かつて、イギリスがアイルランドを統治していました。
栽培した小麦の大半がイギリスへ渡ってしまい、アイルランドでは常に食料が不足していたのです。
そんな時にジャガイモがやってきました。
収穫量が多く、保存性も良い。経済的であり、栄養もある。
それだけではありません。
栽培も収穫後の取り扱いも、小麦と比べてとても簡単だったのです。
ジャガイモは、アイルランドで一気に普及しました。
※1621年には、アイルランドからの移民によって、アメリカ・バージニア州へジャガイモが伝わっています。

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アイルランド / Lode Van de VeldeによるPixabayからの画像

昔から身近な存在だったケールやキャベツを、ジャガイモと混ぜることにそれほど時間は要さないでしょう。
現代と全く同じ味、ということはないかもしれませんが、1600-1700年代には、同様の料理が存在していたのだと思います。

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アイルランド / TeeFarmによるPixabayからの画像

ちなみに、1735年に「Coel Callenというマッシュポテトとキャベツを混ぜたもの」が、旅行者によって記録されています。
コルカノンという名前は、1875年に初めて言及されました。
つまり、同様の料理はかなり昔から存在していたと考えられます。

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アイルランド / NakNakNakによるPixabayからの画像

感想

私がアイルランドと聞いてイメージするものは…食べ物であれば、ジャガイモ、ビール、ウイスキーです。

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アイルランド・ダブリン / Thomas Jan KaczynskiによるPixabayからの画像

というわけなので、今回はアイリッシュウイスキーを飲みつつ、この料理を堪能しました。
最高の組み合わせですね。
カリカリにしたベーコンも一緒に食べました。
現地でもベーコンと一緒に食べることは多いそうですが、納得です。
ウイスキーが好きな私にとっては、言葉で表現することが無理なくらい、幸せな一時でした。
お酒を飲まない人でも、コルカノン+カリカリベーコンは是非試してもらいたいです。
ビックリするほど美味しいですよ。パーフェクトな相性です。

colcannon
アイルランド・ダブリン / MaguissによるPixabayからの画像

また、この料理を機にあることを思い出しました。
ヨーロッパの中でも緯度の高い国は…
ジャガイモをよく食べます。
少ない餌でほどよい大きさにすぐ育つ、豚肉もよく食べます。
貴重な緑黄色野菜を、乳製品と混ぜ合わせることで、栄養とカロリーを摂取することも多いです。

気候や土壌の関係で、資源が限られていた。
でも、生きたい。生きなければならない。
そのためには、栄養だけでなくカロリーも摂取しなければならない。
共通の問題を抱えていたからこそ、よく似た料理が存在するのでしょう。

簡単に言えば、ヨーロッパの中でも緯度の高い国は、カロリーを得るための料理が多く存在します。
コルカノンに関しても、私のような日本人から見た場合は、使用するバターの量に驚く人も多いでしょう。
でも、安心してください。
カロリーが不安ならば、食べてから痩せればよいだけですから。

日本人にとって、ダイエットとは真逆の料理ですが、味は抜群ですよ。
アイルランドが歩んできた歴史が反映された、生きるための料理であり、とても美味しいです。
これでサンドイッチを作っても絶対美味しいですよ。
一度で良いので是非試してもらいたいです。

colcannon
colcannon

コルカノンのレシピ

現地のレシピ
Print Recipe Pin Recipe
Prep Time 10 mins
Cook Time 25 mins
Total Time 35 mins
Course Main Course, Side Dish
Cuisine Irish
Servings 4

Ingredients
  

No.1

  • 6 ジャガイモ 好きなサイズに切る
  • 1000 ml 水 全体を覆えるくらいの量
  • 2 大さじ 塩 大胆に入れましょう

No.2

  • 70 g バター
  • 300 g ケール or キャベツ 私はケールを3枚使いました
  • 30 g ネギ
  • 200 ml 牛乳

No.3

  • Free 塩
  • Free 胡椒
  • 4 g バター

Instructions
 

  • ジャガイモ、水、塩を鍋に入れる。
    沸騰させる。
    沸騰したら弱火にして15-20分茹でる。または、フォークや串などがささるまで。
    茹で終えたら排水する。
  • 鍋にバターを入れて中火で熱する。
    ケールを加える。3-4分調理する。
    ネギを加える。1分調理する。
    牛乳を加える。よく混ぜる。
    ジャガイモを加える。弱火にする。
    ジャガイモをマッシュしながらよく混ぜる。
  • 塩と胡椒で味を調整する。
    器に移す。
    中央にバターを載せる。

Video

Notes

※作り方や材料は、地域や家庭によって異なります。
Keyword バター, ポテト, 野菜

Filed Under: アイルランド 関連タグ:その他野菜, サイドメニュー, バター, ポテト, メインコース

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