イタリアの猟師にルーツがある料理。トマトを用いた赤いカチャトーラが有名ですが、こちらはトマトを用いないローマ流のもの。現地のレシピでいただきました。パンはもちろん、米との相性も抜群です。
ヨーロッパ
パンコントマテ (固いパンがトマトで復活) / スペイン
スペインの元祖貧乏飯。固くなったパンにトマトを直接こすりつけることで柔らかくします。子供でも作れる簡単な料理でありながら、想像以上に美味でした。
ドネルケバブ / トルコ
トルコを代表するファストフードであり、とても有名な料理。横長の回転式肉焼き器を縦置きにすることで現在のスタイルになりました。箸文化ゆえ、小間切れ肉に慣れている日本人にはとても親しみがあるのではないでしょうか。今回はトルコ大使館が公開したレシピを参考にさせていただきました。
スモーブロー (デンマークのオープンサンドイッチ) / デンマーク
北欧のいわゆる海賊・ヴァイキングにルーツがある、個人的にロマンあふれる料理。サンドイッチという位置づけですが、ナイフとフォークで食べます。見た目にこだわったヴァイキングのように、盛り付けにもこだわる料理です。ライ麦パンと食べれば現地の味を存分に堪能できるでしょう。
ブロデット (魚のトマト&ワイン煮込み) / クロアチア
食材となる魚を3回泳がせるクロアチアのシチュー。海の中で泳いだ魚を、オリーブオイルの中で泳がせる。最後にワインの中で泳がせて出来上がり。想像力あふれる表現がピッタリなシチューです。
ムニエル (現地レシピ+醤油) / フランス
有名なムニエル…歴史をたどると…北欧のいわゆる海賊・ヴァイキングが大きく関与していたように思います。バターをふんだんに使う現地のレシピに醤油を少し加えて作りました。
オリヴィエサラダ (元祖ポテトサラダ) / ロシア
元祖ポテサラはロシア発祥!?食材を全てさいの目に切るため、日本のポテサラとは食感が異なります。ただ食感が異なるだけだけなのにとても新鮮な一品。元祖レシピが盗まれたことで世界中に広まったという面白い歴史を持っています。
カルボナーラ (現地レシピ) / イタリア
本場ローマのレシピで作ったカルボナーラは、これまで食べたものとは別物でした。必須成分であるペコリーノロマーノのおかげでしょう。また、カルボナーラの歴史は様々な説がありますが、よく似た料理を全て調べて作った結果、予測することはできました。
アマトリチャーナ (カルボナーラのお母さん) / イタリア
カチョエペペ、カルボナーラと同じく、ローマ三大パスタの一つに数えられている料理です。一言で言えばカルボナーラのお母さん、といったところでしょうか。こちらも現地のレシピで作りました。ホールトマト缶、グアンチャーレ、ペコリーノロマーノがあれば現地の味を堪能できます。
グリーチャ (カルボナーラのお父さん) / イタリア
まさにカルボナーラのお父さん、という料理です。ローマ三大パスタと言えばカチョエペペ、アマトリチャーナ、カルボナーラですが、アマトリチャーナからトマトを除いたものが今回のグリーチャです。現地のレシピで堪能させていただきました。