どんな料理?
ブルゴーニュワインで牛肉を蒸し煮するフランスの料理。
卵は私の好みで載せました。
名前
ブルゴーニュ産の牛肉とブルゴーニュ産のワインを使うため。
かつては単純に「Ragoût de boeuf/ビーフシチュー」と呼ばれていました。
ビーフブルゴーニュとしても知られています。
歴史
いつ誕生したのかは判明していませんが、ブルゴーニュの農民が老いた牛を食べるため、自然に誕生した料理です。
フランス革命(1789年)以前のフランスは、一部の階級を除いて農耕社会でした。
農民は牛を農耕に用いていたので、牛を日常的に食べることはありません。
老いて働けなくなった牛のみを食べていたのです。
老いた牛は肉がかたいので、それを解決するために地元のワインを用いて、長時間煮込みました。
こうして誕生したビーフシチューがブッフブルギニョンです。
※他説あり。
普及
19世紀、フランス革命と産業革命をきっかけに食文化が変化しました。
貴族の地位が揺らぎ始めたほか、トラクターなどが誕生したからです。
これにより、家畜は役目を終えて食用の対象となりました。
そして、1903年にブルゴーニュのビーフシチューレシピが公開され、食べやすくカットした肉を用いるようになり、パリのビストロで人気を得て、さらに普及したのです。
20世紀になると、ブルゴーニュの名物料理と考えられるようになりました。
※あくまでも牛肉の話です。
感想
煮込んでいる時は魅惑的な香りが漂う。
食べると美味。
これを幸せと言わずになんと言えば良いのか😎
今回のレシピは、調理時間はかかりますが極めて簡単です。
マリネして煮込むだけなのに…まさにアメイジング!

ブッフブルギニョンのレシピ
現地のレシピ
Ingredients
Marinade
- 800 g 牛肉赤身/3-4cmの立方体に切る
- 2 にんじん / 輪切り
- 2 玉ねぎ / スライス
- 10 g ニンニク
- Free オレンジピール
- 1 ブーケガルニ
- 750 ml ブルゴーニュ赤ワイン / ピノノワール
Others
- 1 小さじ 塩
- 1 小さじ 胡椒
- 30 g バター
- 100 g ベーコン
- 2 大さじ 小麦粉
- 250 g キノコ
Instructions
- 牛肉、にんじん、玉ねぎ、ニンニク、オレンジピール、ブーケガルニ、赤ワインをボウルに入れる。一晩マリネする。
- 食材を水切りする。マリネ液もとっておく。
- 肉に塩と胡椒を振りかけて、バターで炒める。焼き色が着くまで。
- にんじん、玉ねぎ、ベーコンを加える。炒める。約5分。
- 小麦粉を加える。混ぜる。2分炒める。
- マリネ液とブーケガルニを加える。沸騰したら蓋をする。弱火で2時間煮込む。必要に応じて水かワインを加える。
- マッシュルームを加える。蓋をする。弱火で30分煮込む。完成
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